赤ちゃんの誤飲について

何でも口に入れる赤ちゃん

赤ちゃんは手でつかめるものは、ビニール、プラスチック、紙など材質や味に関係なく、何でも口に持ってきます。
特に口にすっぽり入る大きさのものや小さいものは、誤飲の原因になります。

 

赤ちゃんの行動範囲に、そのような危険なものをおかないように注意が必要です。
また赤ちゃんは、噛んだり飲み込んだりがうまくできませんので、食べものを与えるときは、のどに物を詰まらせないように、大きさや固さに十分気をつけるようにしましょう。

 

赤ちゃんは5カ月ごろになると、つかんだものを何でも口に持っていきます。その頃は、誤飲事故の危険性あるので、私たちの身の回りにあるものをきちんと整理しておかなければなりません。

こんな時は?

化粧品類、医薬品液状やクリーム状の洗剤などを飲み込んでしまったら

洗剤、石鹸、漂白剤、シャンプー、お酒、調味料などの液体類は誤飲の危険性が大きいです。
赤ちゃんの手が届かない場所に保管するか、シンク下の収納扉はロックするようにしましょう。

 

また、きれいな色やいい香りの化粧品類も危険なので、十分注意が必要です。
医薬品の錠剤やカプセル、シロップ類などの誤飲も多いので、きちんと片付けて保管しておきましょう。

 

ふとんでの窒息、ひも類の誤飲

1才未満の赤ちゃんは、フカフカのふとんに顔が沈み、顔をおおって窒息したり、ひもが首に巻きついて窒息する事故が起こります。
ベッドまわりの安全は常にチェックし、衣類についている、ひも類ははずしたほうがいいでしょう

 

煙草(タバコ)は、赤ちゃんの誤飲でダントツ1位になっています。赤ちゃんは大人が口にしているものは食べられるものと思い、口に入れてしまうのです。
赤ちゃんの前でたばこを吸わないこと、そして灰皿やライターを置く場所も、赤ちゃんの居る部屋の中には置かないようにしてください。また赤ちゃんの健康にも、タバコの煙はよくありません。
たばこの成分が溶け出した浸出液は、より危険です。空き缶を灰皿代わりに使ったりしないように、普段から心がけてください。

 

小さな物の誤飲

ブロック、クレヨン、シール、おもちゃの部品、また絆創膏や指輪やピアスなどは誤飲の危険があります。普段から綺麗に掃除して赤ちゃんの身の回りは、綺麗にしておきましょう。