赤ちゃんの湿疹

湿疹が出来やすい赤ちゃんの肌

赤ちゃんのお肌は、とってもデリケートです。
赤ちゃんはちょっとした刺激でも湿疹が現れてしまいます。赤ちゃんの肌はとても敏感なので、湿疹を発見したら、熱と湿疹の状態をチェックしましょう。

湿疹のできる場所

赤ちゃんの湿疹のできる場所ですが、顔や手、首、腹、耳などに現れます。
乳児期に見られる湿疹の総称として「乳児湿疹」といいますが、赤ちゃんの成長に伴い湿疹のできる時期によって、「脂漏性湿疹」「突発性発疹」などといいます。

 

 

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湿疹の症状別緊急度について

赤ちゃんの湿疹の症状による緊急度について解説します。

 

【緊急度は低いが一応受診を受ける】

 

高熱が続いたあとに湿疹が現れたり、熱は平熱なのに湿疹がある、または口内炎ができている、などの症状の場合はなるべく早く医師に見てもらいましょう。

 

【時間外でも受診を受ける】

 

赤ちゃんの熱が5日以上続いて、目が充血し、舌に赤いプツプツが見られ、脱水症状で水分を受け付けずぐったりしているような症状の場合は、たとえ病院が時間外であっても受診を受けましょう。

 

【緊急!即病院へ!】

 

けいれんが起き、嘔吐を伴い赤ちゃんの意識がもうろうとしている場合は、近くに病院があればいいのですが、無い場合は救急車を呼びましょう!

赤ちゃんの肌の病気について

赤ちゃんの肌の病気について説明します。

■乳児湿疹

乳児期に見られる湿疹の総称ですが、症状は、顔に赤いポツポツが出て、頭にも湿疹が出ます。かかりやすい年齢は2〜3週間ごろから、2カ月ぐらいまでで、原因ははっきりわかっていません。赤くポツポツした湿疹が、ジュクジュク、カサカサになり、赤ちゃんが痒がることもあります。

 

食べ物の汁や、よだれなどで症状が悪化するので、ぬらしたガーゼで綺麗にしてあげてください。

 

■脂漏性湿疹 

この湿疹の症状は、1〜6カ月の赤ちゃんに見られ、頭や額などに、ふけ状の固まりができます。新陳代謝が盛んな赤ちゃんは、皮脂が固まって湿疹ができやすく、皮脂の分泌が多い頭や額などに、湿疹ができます。時間と共によくなり、黄色いかさぶた状に変化していきます。

 

皮脂が固まって出来た湿疹は、強くこすらず、ベビーオイルなどでふやかしてください。石けんでよく洗ってあげましょう。

 

■突発性湿疹

この湿疹の症状は、大体4カ月以降に出てくる場合が多くお腹を中心に生後初めての発熱の後に湿疹がでます。主にウイルスが原因ですが、2回以上かかることもあります。38度以上の高熱が3〜4日続いて、下がると同時に顔やお腹を中心に赤い小さな発疹が現れます。発疹は2〜3日で自然に消えて跡は残りません。

 

予防または悪化させないために、 初めての発熱の際は、受診をしておくと安心です。熱性けいれんを起こすこともあるので、その場合は症状が治まったら病院へ連れて行ってあげましょう。

 

■おむつかぶれ 

おむつで蒸れた皮膚に、おしっこや便の刺激が加わり、赤くただれ、かゆみや痛みがあります。よく似た症状に皮膚カンジダ症がありますが、皮膚カンジダ症の場合は市販の軟膏で悪化させる場合もあるので、念のために受診しておくといいでしょう。予防として、おむつは小まめに取り替えて清潔にし、新しいおむつをつける時は、赤ちゃんのおしりがよく乾燥してからにしましょう。

 

■皮膚カンジダ症 

この症状は、カビの一種であるカンジダが原因でおしりに炎症を起こします。おむつかぶれと似た症状ですが、しわの奥までただれてしまい、赤い湿疹が膿を持ったり周りの皮がむけたりすることもあります。予防策としては、こまめにおむつを交換して、おしりを清潔にし、乾燥を心がけます。それでもよくならないときは、早めに受診してください。

 

■麻疹(はしか)

麻疹(はしか)は、生後6カ月以降にかかります。原因は、麻疹(はしか)ウイルスによって感染します。感染力が大変強く、既に感染している赤ちゃんや子供に接触すると必ず発病します。せき、鼻水、高熱のほか、目やにや口の中に白い斑点ができ、最悪の場合、合併症を起こすこともあります。麻疹(はしか)は、1才から予防接種を受けられます。また、感染者と接触してから48時間以内にガンマグロブリンを注射すると、発病を予防したり軽くすませたりすることができます。

 

■水痘(水ぼうそう) 

水痘(水ぼうそう)も、麻疹(はしか)同様、水痘ウイルスの感染によって発症します。これも大変感染力の強い病気で、かゆみのある湿疹が水疱になり、熱が出ることもあります。2〜3日でかさぶたになって1週間程度で消えますが、かきこわすと跡が残ってしまうので注意が必要です。 自然感染すると症状が長く続き、まれに水痘脳炎などを起こすこともあるので、1才以上で任意接種できますから、予防接種をしたほうが安心です。

 

■手足口病 

生後6ヶ月以降に発症することが多く、夏に流行するウイルスが原因で何回もかかることもあります。高熱が出ることもあり、それと同時に手足に米粒大の湿疹や、口内に水疱ができます。まれに脳炎や髄膜炎を起こすことがあるので、けいれんや嘔吐が起きたら至急受診を受けましょう。予防は飛沫感染のほか便に含まれるウイルスから感染することもあるので、おむつ替えのあとはよく手を洗っ感染を防ぎましょう。

 

■あせも

赤ちゃんの汗が出る腺(汗腺)が汚れや垢でふさがり、そこに汗をかくと皮膚が赤く腫れます。かゆみがひどくなるので、かきむしって悪化させることもあります。予防策としては、夏場に発症しやすいので、おむつや濡れた肌着はマメに取り替えてあげましょう。エアコンなどで室内の温度調節をして汗をかきにくい環境を作ることも大切です。汗はシャワーで洗い流すのも効果的です。

 

■アトピー性皮膚炎 

アトピーは、生後3〜4カ月以降に発症するケースが多いです。「アトピー」とは、生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質のことで、皮膚にアレルギー疾患が現れるのが、アトピー性皮膚炎といいます。免疫機能に異常をきたし体が刺激に過剰に反応する状態です。

 

特に卵や牛乳、大豆、ダニなどがアレルゲン(反応を引き起こす物質)として知られていますが、心配なときはアレルギー専門医に相談をしましょう。